会えて嬉しい
会えて嬉しい (職場の教養より)
Tさんが、部署の違う同僚と、久しぶりに会った時のことです。
同僚はニコニコしながら近づいてきました。そして、「こんにちは、お久しぶりです」と、
声を掛けてくれました。
「どうしたの? ずいぶん嬉しそうだね」と尋ねると、「だって、会えて嬉しいじゃないですか。
久しぶりに会えた仲間が元気なこと、これだけでウキウキしてきますよ」という言葉が返ってきたのです。
Tさんは平静を装いながら、心の中では驚いていました。なぜなら、自分が人に会った時の心持ちとは
正反対だったからです。
彼は言葉がキツイから嫌だな。アイツは愛想の悪いヤツだ。あまり近づいてもらいたいくない。
こちらが先に挨拶しているのに、あの声の小ささはどうしことだ。という具合に、人を否定的に見ることが
多かったのでした。
同僚と自分を比べて、赤面しそうになったTさん。それからは、苦手な人にあっても、まず会えたことを
ラッキーだと思うように努力しています。
この文章を読んで、私自身にも当てはまる点が多く、相手に不快な思いをさせていることも
あるかと思いした。大切なことは、読んで自分と対比してどう思い、改善の方向に実行できるかに
あります。
協調性がないと、社会では生きていません。まずは、自ら笑顔で実行していくことが必要だと
思いました。
中 田