衛生仮説
突然ですが「衛生仮説」という言葉をご存知ですか?
簡単に言うと、先進国と呼ばれる国々では花粉症や喘息
といったアレルギーの方が増えているのに対して、いわゆる
途上国ではそういった症状が増えていない事から生まれた
仮説です。
これまたざっくりとまとめると、「赤ちゃんの頃の衛生環境が
その後のアレルギーになりやすさを決める」というものです。
赤ちゃんの頃に色々な菌などに触れることで耐性を獲得するはずが
あまり清潔な環境過ぎると免疫機能がうまくバランスが取れず
アレルギー等になりやすいというお話で、まだ仮説ではあるものの
ある程度裏付けとなる統計等も取れてきているようです。
何年か前にもブログで紹介させていただいた事があるのですが、
その後も研究は進み、色々な事が新たに発見されているみたいです。
今後も興味深く調べていきたいなと思っています。
是澤