減価償却と対用年数について
減価償却とは、事業を行うにあたって必要な建物や設備などの購入費を一度に計上せずに、何年かに分けるという事です。
建物や設備などは1年限りの消耗品ではなく、数年にわたって使用できるものなので、使う年数に応じて小分けに計上することが出来ます。
ちなみに、減価しない土地には適用されません。国は、それぞれの物品に耐用年数を定めております。
計上する金額は、購入金額をその年数で割ったものになります。
●木造アパート 22年
●鉄骨造アパート 34年
●新築鉄筋コンクリート造アパート 47年
減価償却費では、税金が無くなるわけではありません。
次年度以降に先送りしていくことで、当面の収入が増え、投資回収が早まる事には違いありません。
本業の仕事と収益不動産の減価償却をうまく活用することにより、会社経営の安定化と税金をコントロールすることが出来ます。
簡単ではありますが、ご参考にしてみて下さい!