カンボジアの地雷処理報告会に行ってきました。
地雷処理活動をされてる、国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)の活動報告会に参加してきました。
質問コーナーの時に
「カンボジアの地雷処理は産業化しているのではないか」というするどい指摘がありました。
募金やボランティアを集めて復興がカンボジアの経済発展に利用されているのではという意味だと思います。
確かにそういった面は否めないと代表の高山さんも認めておられました。
個人的には、産業であってもいいんじゃないかと思っています。
遠く離れた国の地面の中に爆弾が埋まっていて、年間数百名の方が亡くなっているという事実。
これを可能な限りちょっとずつ人間の手で無くしていっている。
この事実に共感するかどうかだと思います。
まだカンボジアには約600万個の地雷が地面に埋まっているそうです。
まだまだ終りの見えない活動ですが、これからも見守っていきたいと思います。
地雷処理の活動自体は過酷で危険な作業であるにもかかわらず、
明るい雰囲気の報告会だったのが印象的でした。
寺川信一