家づくりに対する考え方 価値観
みのりホーム 是澤です。
普段お客様とお話しする際によくお話しする事があります。
それがタイトルに書いた 価値観のお話しです。
昔から何となく感じていたことですが改めて言葉にすると
「新築して完成した瞬間が最高の状態で、そこからはどんどん価値が下がっていく。」という価値観が
当たり前な事、そして住宅業界ではその新築のピカピカな状態を何とかあの手この手でその状態を引き延ばそうと
している現状があります。「え?それのどこが変なの?当り前じゃない」と思う人もいるでしょう。
それ自体が間違ってるという訳ではなく、そのためにあれこれよくわからないような素材や危険性もはっきりしてない
新建材を使う事や、ある一定期間は変化が少なく、時期が来ると一気に劣化が進むような建材で家を建てる
事に問題があると考えています。
もう一つは、使い込んで色が変わったり、傷がついたりしたものの格好良さ、美しさもあるよという事です。
アンティークだったり、ジーンズを見る時の価値観と言えばよいでしょうか。
建てた後、どんどん味が出て風格が増していく、経年で劣化するのではなく経年で美化していく
そんな家を建てたいなと思うのです。