庇の出幅
新型コロナは これからの家つくりにも変化を
もたらすかもしれません。
外から帰ったらすぐ手を洗えるように
玄関付近に手洗器の設置が増えそうですね。
またウイルス予防には建物内の換気も重要になってきました。
雨天だから、暑いからといって閉め切って エアコンをつけても
一般的なエアコンには換気できる機能はありません。
対策として 雨天でも通風できるヨコスベリ窓がおすすめです。
南側の掃き出し窓には 外部に出幅1200ミリ以上の庇がおすすめです
次のパースは右側窓の外部庇の出幅は1200ミリの庇がありますが 左側窓の外部庇の出幅は600ミリです
パースは松山市の冬至(12月21日)の12時頃の南側の掃き出し窓の様子です。
窓ガラスに影が落ちていないので 真冬の時期はどちらの窓も内部奥まで 光と熱を取り込むことができます
次のパースは松山市の夏至(6月22日)の12時頃の南側掃き出し窓の様子です。どちらの窓も影が落ちているので
大丈夫のように見えますが 左の窓の方が時間がづれると太陽角度が低くなっていくので 建物内部に太陽光があたり 室温が高くなります。
そのため、カーテンを閉めたり、エアコンをつける時間が増えてしまいます。雨天で庇600ミリでは降り込み床が濡れてしまいます。
結論としては 出幅1200ミリ以上をおすすめいたします。
家づくりをご検討の方はぜひ ご参考にしてください。
小島