すべてを捧げて命をつなぐ
「すべてを捧げて命をつなぐ」の題名に、惹かれ思わず見て未だに3年前に放送されたものですが、
私の心に深く刻み込まれている仕事師が「大木隆生 医師」である。
プロフェッショナルの内容は次の通りです。
ステントグラフトの手術をはじめ、血管病のスペシャリストとして知られる大木のもとには
全国各地から患者が訪れる。なかにはほかの病院で「手術不能」とされ、大木に最後の希望を
託そうとやってくる患者も少なくない。
大木は手術がどんなに難しかろうと、可能な限り引き受ける。そしてリスクを伝えた上で
「まかせてください」と伝える。医師にとっては勇気のいる言葉だが、医師としての覚悟を示すことが、
患者との信頼関係を醸成する第一歩と考えるからだ。
預かった命を1日でも早く助け出すために、大木は週4日、手術室に立ち、年間およそ800件の手術を行う。
大動脈瘤(りゅう)・頸動脈狭窄(けいどうみゃくきょうさく)症・閉塞性動脈硬化症など、脳と心臓を除く
全身の血管が対象だ。 朝から晩まで手術台に向かい続ける日常を支えるのは「ただ、人に喜ばれたい」
という想いだ。劣等感を抱いて育った幼少期、人から感謝されることの喜びを痛感し、
大木は「世界一喜ばれる人になりたい」と目標を立て、医師になった。今もその想いを胸に患者と
向き合い続ける。
何の為に仕事をするのか、誰のために仕事をするのかを再認識させられます。
私達の仕事も、誰かに喜ばれたいと思って仕事をすることが大切であり、どんな些細なことでも
親身になって応対しなければと思う大木氏の言葉です。
大木氏のような真似は難しいかも知れませんが、ちょっとでも真似できるよう頑張りたいと思います。
中 田