無添加住宅 原点視察旅行 その2
みのりホーム 是澤です。
その2は「カンパン」という町です。地図で名前を探すのも一苦労な、山間の町です。街道沿いには割と建物がありますが、少し外れると隣の家まで1kmみたいな場所です。霧も出ていて本当に秘境的なイメージでした。
ここでカンパンの市長(村長?)さんの息子さんの家を見せていただけるということで、お邪魔してきました。
この地方でもあまり見かけない茅葺屋根の家です。築年数は聞けませんでしたが200年以上は経っていると思います。赤ちゃんが寝ているとの事で1階のみさっと見せていただきました。ちなみに中央の黒いコートのおばあちゃんは隣の町に住んでいるガルシアさん。以前秋田社長がこの地方を旅した際に偶然知り合った人で、今回の視察でこの地方の案内をしていただけました。不思議なものでフランス語なので言葉はわかりませんが、雰囲気とか口調で何を言ってるのかは何となくわかるものです。
この写真の時も、赤ちゃんが寝ていると聞いて遠慮していると『何やっているの早く中に入って!』みたいな感じで背中を押されました。
で、おうちの中。写真中央右で動いているのでぼやけているのがここの奥様。半袖なのがわかりますか?外はけっこうな寒さですが、家の中はあったかくてびっくりしました。暖炉おそるべし(*^_^*)
これはキッチンの写真。2列型と呼んでいいのか不思議な形をしていましたが、こちらはコンロ側。反対側にはシンクがあります。
屋根のけらばの部分が階段状になっているのは、屋根のお手入れで上がるときのためにあるようです。
フランスに着いてから建物の外観はいっぱい見ましたが、実際に人が住んでいる建物の内部を見れたのがすごく参考になりました。おそらく非常にご迷惑だったと思いますが・・・(+_+)
次回はガルシアおばあちゃんの住んでいる隣の町について書きます。