【　職場の教養　3月15日より　】

　　出勤前のことです。Ｎさんが「ごみ、出しとくよ」と妻に言うと、「よろしく」という、

　そっけない返事が返ってきました。　「夫が家事を手伝っているのに、もっと感謝の言葉はないのか」と

　思わず口から出そうになりましたが、山のように詰まれた子供服お洗濯物をを見て、言葉を飲み込んだ　

　Ｎさんでした。

　　この場面を想定した時、「ドキッ」とした世の中の男性人も多いのではと思います。

　「家事の分担率は五分五分だと思っている夫婦でも、ポイントを集計すると、8対1で妻のほうに

　比重が偏っているもので、妻の労力をどれだけ家事に費やしているかを考えてみることが必要です。

　　何より長年連れそう夫婦の間柄では、つい感謝の言葉もなくなりがちです。

　お互いに、労いや感謝の言葉を掛け合いたいものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中　田