空き家売却をお考えの方へ!マンションを売る際の注意点とは?
「しばらく使っていないマンションを売ろうか迷っている。」
空き家を売却したい方でこのようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は空き家売却でマンションを売るメリットやデメリット、注意点について紹介します。
□マンションを売る際のメリットやデメリットについてご紹介
マンションを売るメリットやデメリットをそれぞれ2つずつ紹介します。
*メリット
1つ目は、不動産を現金化できることです。
不動産を売ることで、年数の経過によって建物の価値が下がることや今後資産価値が変動した際のリスクに備えられます。
また、現金として収入が入ることで、次の不動産を買う際の資金にも充てられ、手続きを円滑に進められます。
2つ目は、維持管理費が不要であることです。
不動産を持っておくと、固定資産税や都市計画税などの税金に加え、建物の修理代など維持費がかかります。
不動産を売ってしまえば、それらの無駄な出費を抑えられます。
*デメリット
1つ目は、1度手放すともう一度手に入れることが難しいことです。
不動産は全く同じものはなく、売った不動産と同じ地位の戸建てだとしても、土地や建物の面積は異なります。
マンションの場合でも同様に、階段や間取り、方位といった条件が違います。
そのため、再度同じ不動産を得るのは難しく、今後その建物を使用する予定があるなら、売らない方が良いでしょう。
2つ目は、売却時にかかる費用の負担です。
不動産を売る際には、不動産会社に払う仲介手数料や登記費用、印紙税といった費用がかかります。
また、売却益が大金だった場合、譲渡所得税が課される可能性もあります。
さらに住宅ローンの借り入れ金額が不動産売却での利益でも足りない場合は、自己資金を補填する必要があります。
□マンションを売る際の注意点とは
マンションを売る前には現状について知っておくことが大切です。
ここでは、マンションの状況ごとの注意点を2つ解説します。
1つ目は、権利証または登記識別情報通知書の確認です。
権利証とは登記済証のことで、不動産を売る際、登記が済んだことを示します。
不動産登記法が改正されてからは、登記済証に代えて、権利の登記を完了した場合名義人に秘密の12桁の番号が記された登記識別情報通知書が通知されるようになりました。
権利証や登記識別情報通知書は権利を持つことを公的に認めさせるために必要であるため、手元にあるか確認しておきましょう。
2つ目はマンション取得時の書類の確認です。
マンションを得た際の契約書やパンフレットといった書類があるか確認しておきましょう。
これは売却時には必要ないものの、売った後の確定申告で必要なものもあるため、確認しておきましょう。
□まとめ
空き家売却でマンションを売るメリットやデメリット、注意点について解説しました。
この記事が、空き家を売るべきかどうかの判断する際の参考になれば幸いです。