空き家売却をお考えの方でメリットについて知りたい方はいらっしゃいませんか。
今回は、空き家を売るメリットや売る際の注意点について紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

□空き家を売るメリットとは

不動産は物件が建っている場所や状態により資産価値や運用価値が違います。
ここでは空き家を売る際のメリットについて3つ紹介するので、自身が持っている空き家が当てはまるのか確認してみましょう。

1つ目は売却によって現金が手に入ることです。
空き家を売れば、不動産に投資された資金を集められます。
今後日本の人口は減少する可能性が高いため、不動産全体の需要も減少傾向にあると考えられるでしょう。
不動産資産価値は現在の状況や立地によっても異なるため一概には言えませんが、現時点で現金化しておくと、不動産価格のリスクを回避することにつながるでしょう。

2つ目は住宅ローンの返済です。
空き家の場合でも、住宅ローンを払い終えていない場合もあるでしょう。
その際は、売却することで残りの金額を返済できます。
毎月のローンの返済が厳しい場合も、売却することで一気に負担が減るでしょう。

3つ目は維持管理の手間が省けることです。
空き家を売ることは、貸す場合に比べて維持管理の手間がなくなります。
また、固定資産税や清掃費用といった維持管理のコストは家賃収入が無い場合にも発生するため、空き家を売ることでそれらの手間やコストを省けます。

□空き家を売る際の注意点とは

次に空き家を売る際に気を付けてほしい点を2つ紹介します。

1つ目は空き家の名義変更ができているかです。
空き家の売却は名義人本人のみしか行えないため、名義人がまだ被相続人だと売却ができません。

もし、名義人がそのままの場合は名義変更をする必要があります。
この際には、必要書類と登録時にかかる税金、登録免許税をもって法務省で申請します。
法務省の申請は平日のみ可能で、書類の準備や記入など手間がかかります。
確実に終わらせたい場合は司法書士に頼むのも良いでしょう。

2つ目は価格を少し高めに設定しておくことです。
空き家を売却が始まると、買い手は値下げを要求してくる可能性が高いです。
そして大半の場合売り手は、買い手の要求に対応します。
そのため、値下げ交渉で実際に金額を下げても、損をしないよう少し高めに設定することが大切です。

また、空き家や古い家は売れないケースも多いため、一度販売を中止し、価格を下げて売り出す場合があります。
元々値段を高めにしておけば、その場合でもすぐに値下げできますよね。
仲介手数料や税金などの費用も考えれば、過度に安く売ると損です。
売却額でそれらの費用が補え、自己資産を出す必要がなくなるような金額を設定しましょう。

□まとめ

空き家を売るメリットや売る際の注意点について解説しました。
空き家売却に関して何かお困りごとがあれば是非当社にご相談ください。