土地を売る時の注意点を解説します!
「土地を売るときにはどんなことに注意すれば良いんだろう」
「売りたい土地の建物はそのままにしておくべきなのかな」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
この記事では、土地の売却を検討している方に向けて、土地を売る時の注意点や土地売却の方法を解説します。
ぜひ参考にしてください。
□土地を売る時の注意点
*境界線のトラブルに注意
土地を売る際、その土地の境界線が明確でないことを原因としたトラブルがよく発生します。
特に昔から所有している土地や、建物の老朽化が進んでいる場合は、測量をし直す必要があります。
たとえば、土地の査定時に境界標線が見当たらなかったり、登記で示されている面積と実際の面積が異なったりすることで売却がスムーズに進まないことがあります。
また、隣接地の物件が自分の土地に侵入しているなど、売却時になって問題が浮上してくることもあります。
このような境界線の問題を解決するには、隣接地の所有者立ち会いのもと、境界標線を明らかにするための測定を行う必要があります。
もし土地の境界線が曖昧なまま売買を成立させてしまうと、購入者が後々に隣接地所有者とトラブルになる恐れがあります。
土地を売ろうと考えている方は、その土地の境界線を今一度明らかにしておきましょう。
*土地を売った後の注意点
土地を売った際、売却益が発生した場合はその翌年に確定申告を行う必要があります。
たとえ会社員であっても、給与所得以外の所得は自分で確定申告をする必要がある点に注意しましょう。
個人事業主や企業経営者など、普段から確定申告をする人でなければ忘れてしまいがちですから、翌年の納税時には気をつけましょう。
もし確定申告をし忘れた場合、延滞税等の罰則を受けることになります。
□土地売却における2つの方法
続いて、土地を売却する際の2つの方法をご紹介します。
土地売却には、「土地を更地で売る方法」と「古家付き土地として売る方法」の2つがあります。
まず、土地を更地で売る場合です。
その土地にある建物を解体して更地にした状態で売るので、購入者が解体の手間をかけずに済みます。
買い手がすぐに家を建てられたり、売却までの期間に売り手が駐車場として利用したりできるメリットがあります。
一方で、解体費用がかかる点や、解体後に売却ができなければ固定資産税が高く点がデメリットです。
続いて、古家付き土地として売る場合です。
土地を更地で売る場合とは異なり、解体費用を負担する必要がなく、固定資産税が高くなる恐れもありません。
しかし、空き家の状態が長く続くことになるので、老朽化などのリスクが伴います。
また、売買契約時に解体費用分の値引きを要求されることもあります。
□まとめ
今回は、土地を売る時の注意点や、土地売却における方法とそれぞれのメリット・デメリットについて解説しました。
土地を売る際には、境界線をはっきりさせて、トラブルが発生しないようにしましょう。
土地の処分方法などについて相談したい方がいらっしゃれば、お気軽に当社へご連絡ください。