空き家の放置は固定資産税が6倍に?詳しく解説します!
皆さんは空き家を放置する危険性をご存知でしょうか。
空き家の放置はリスクがあったり、税金が課せられたりします。
そこで今回は、空き家のリスクと特定空き家での固定資産税に関して詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
□空き家のリスクを解説します
現在、相続した実家の放置など長期間の空き家が社会問題となっています。
ここでは、空き家のリスクを4つ解説します。
1つ目は、炎害・犯罪のリスクです。
劣化した建物は、台風などの強風時に周辺に大きな損害を与える恐れがあります。
また、建物崩壊に加え火災の原因にもなりかねません。
加えて、不法占拠や犯罪者の侵入を引き起こす可能性があります。
2つ目は、都市環境へのリスクです。
老朽化した空き家を放置しておくと、周辺環境の悪化を招きます。
それゆえ、都市の空間の一部を担っていることを認識する必要があります。
3つ目は、コスト負担のリスクです。
空き家を保持しているだけで、管理費がかかります。
また、長期間の間に修繕が必要になる恐れがあります。
このように維持管理が大変です。
4つ目は、資産価値下落のリスクです。
空き家そのものに加え、周辺環境の悪化は地域の不動産の下落を招きます。
その結果、周辺不動産の資産価値の下落につながる恐れがあります。
□特定空き家では固定資産税が6倍に?
空き家の中でも、「特定空き家」があるのをご存知ですか。
これは、放置すれば倒壊等の著しく保安上危険となるおそれのある状態、または著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態にあると認められた空き家のことです。
この特定空き家は、空き家対策措置法の施工により固定資産税の軽減措置対象から除外され、通常の空き家の6倍になります。
ただし、空き家になったその日からすぐに固定資産税が6倍になるわけではありません。
特定空き家に指定された後、勧告等を無視していると固定資産税の負担が大幅に増す可能性があるため、注意が必要です。
□まとめ
今回は、空き家のリスクと特定空き家での固定資産税に関して解説しました。
空き家はコスト、安全性など様々なリスクがあります。
特に、特定空き家では固定資産税が通常の6倍になるため注意しましょう。
当社は住宅売買をサポートしますので、ご不明点等ございましたらご連絡ください。