遺産として相続した家は売却した方がいいの?気をつけるポイントについてご紹介します!
「遺産として家を相続してけど、扱いに困っている」
「相続した家を売却する際の注意点が知りたい」
このようにお考えの方は多くいらっしゃるでしょう。
しかし、相続した家を売却するのは初めての方が多いです。
そこで今回は、遺産として相続した家を売却する際に気をつけるポイントを紹介します。
□遺産として相続した家は売却がおすすめ
不動産を相続してそのままにしておくと、固定資産税がかかります。
また、資産としての価値も低下してしまいます。
そのため、相続した不動産の活用方法が決まっていない場合は、売却することをおすすめします。
ここでは相続不動産の売却についての基礎的な知識について紹介します。
*相続登記が必要
もし相続した不動産を売却しようとして場合に、相続登記をしていないと不動産を売却することができません。
しかし、相続登記はやるべきタイミングに期限がありません。
そのため、どうしてもそのまま放置してしまうという方が多いです。
少しでも売却を考えているのであれば、相続登記を済ませておきましょう。
*譲渡益の申告が必要
相続した不動産を売却して得た利益は課税対象となります。
そのため、忘れずに確定申告する必要があります。
譲渡所得を申告する際には、不動産の取得費と減価償却費が必要です。
取得費や減価償却費を計算するためには、不動産の売買契約書があると良いです。
そのため、相続したタイミングで探しておきましょう。
取得費がわからない場合は、譲渡金額の5パーセント相当額を取得費とします。
□不動産を売却する際の注意点とは
不動産を売却することにはメリットがあります。
しかし、税金を支払わなければならない点には注意しましょう。
ここでは不動産を売却した場合にかかる税金の種類について説明します。
1つ目は、印紙税です。
こちらは売買契約書に印紙を貼ることで納めます。
契約金額に応じて納める税額も変化してきます。
例えば、500万円〜1000万円以下の場合は1万円、1000万円〜5000万円以下の場合は2万円となります。
2つ目は、譲渡所得課税です。
こちらは売却益に課税されます。
そして所得税や住民税がかかります。
紹介した税制は2021年9月3日時点の情報です。
□まとめ
今回は、遺産として相続した家を売却する際に気をつけるポイントを紹介しました。
紹介した内容を参考にして不動産の売却をスムーズに進めていただければ幸いです。
不動産の売却に関して相談したことや質問したことがある方は、お気軽に当社までご連絡ください。