不動産の豆知識

コラム

相続した家を売る際に必要な税金について専門家が解説します!

「相続した家を売る際に必要な税金を知りたい」
「相続した家を売る際のポイントを知りたい」
相続した家の売却をご検討中の方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、上記のお悩みを解決するのに役立つ情報をお届けします。
ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

□相続した家を売る際に必要な税金について

相続した家を売る際、どのくらい税金がかかるか不安になりますよね。
そこで今回は、相続した家を売る際に必要な税金を3つご紹介します。

*登録免許税

1つ目は、登録免許税です。
登録免許税とは、相続登記を行う際にかかる税金です。
家を売る際、相続登記を行う必要があります。
相続登記とは、相続した不動産の所有権を相続人へ変更する手続きのことです。
税率は不動産の0.4パーセントで、不動産の価格の1000分の4と定められています。

*印紙税

2つ目は、印紙税です。
印刷税とは、経済取引で作成する書類に対して課税される税金です。
税額は、売買代金に応じており、2千円から10万円です。

*譲渡所得税

3つ目は、譲渡所得税です。
譲渡所得税とは、不動産を売却して得た利益に対して課税される所得税です。
税率は、譲渡所得の15パーセント、または、30パーセントです。
所有期間が5年以下の短期譲渡所得の場合、税率は30パーセント、所有期間が5年以上の長期譲渡所得の場合、15パーセントです。
譲渡所得の計算方法は、譲渡収入金額−(取得費+譲渡費用)=譲渡所得で計算できます。

□相続した家を売る際のポイントについて

相続した家の売却を検討しているが、どのタイミングで売却したら良いのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そこで、相続した家を売る際に意識すると良いポイントを紹介します。

税負担が軽いときに売却をするのがおすすめです。
譲渡所得課税は、所有期間が長い方が税率が軽くなる傾向にあります。

しかし、相続税の申告期限から3年以内に売却すれば、税負担が軽くなるのです。

これは、取得費や譲渡費用のほかに売却した建物に対する相続税を加算でき、課税対象になる譲渡所得を少なくできるためです。

相続した家を売る際には、相続税の申告期限から3年以内に売却することを意識しましょう。

□まとめ

今回は、相続した家を売る際に必要な税金について、また、相続した家を売る際のポイントをご紹介しました。
当初の疑問は解決されましたか。
今回の情報をぜひ活用してみてくださいね。
家の売却に関してお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。