「相続税が払えないため不動産を売却しようと考えている」
「相続不動産を売却する際の注意点について教えてほしい」
相続した不動産の売却を検討されている方も多いでしょう。
そこで今回は、相続税が払えない場合の対処法と相続不動産を売却する際の注意点についてご紹介します。

 

 

 

 

 

□相続税が払えない場合の対処法

まずは、相続税が払えない場合の対処法について見ていきましょう。
ここでは、3つの対処法についてご紹介します。

＊延納制度を利用する

1つ目は、延納制度を利用することです。
延納制度は、相続税を分割して支払える制度のことです。
この制度を利用することで、一度に多額のお金を用意する必要はなくなります。

しかし、延納制度を利用した場合、利子税が加算されるので注意してください。
利子税が加算されることで、本来支払うべき金額よりも高くなることを覚えておきましょう。

＊不動産を売却して納税する

2つ目は、不動産を売却して納税することです。
不動産を売却することで、まとまったお金を得られます。
そのお金を利用して相続税を納める方も多いです。
不動産を売却することで、空き家を放置するリスクも回避できます。

また、不動産は保有しているだけで固定資産税や維持費がかかってしまいます。
そのため、不動産を売却すれば、それらの費用からも解放されます。
しかし、もし不動産がなかなか売却できない場合は、相続税の滞納状態となってしまいます。
そのため、売却を検討されている方は、なるべく早く行動することをおすすめします。

＊相続放棄する

3つ目は、相続放棄することです。
遺産相続において、どうしても相続税が払えない場合は、相続放棄してしまうことも選択肢として考えられます。
相続放棄することで、相続税を納付する義務もなくなります。

しかし、相続放棄するということは、一切の遺産相続権が無くなるということなので注意してください。

□相続した不動産を売却する際の注意点

ここからは、相続した不動産を売却する際の注意点について見ていきましょう。
相続した不動産を売却する際は、相続人の間でしっかりと話し合うことが重要です。
事前にしっかりと話し合い、全員が理解した状態で売却を進めないと、後からトラブルに発展する可能性が高いです。

そのため、売却という方向性で進めたいなら、相続人に該当する全員から同意をもらっておきましょう。

□まとめ

今回は、相続税が払えない場合の対処法と相続不動産を売却する際の注意点についてご紹介しました。
相続不動産の売却でお困りの方も多いでしょう。
そういった方は、ぜひ当社までご相談ください。
当社では不動産売買に関してお困りのお客様をサポートしております。