空き家が増える理由とは?空き家問題の解決策についても紹介します!
空き家問題にお困りの方に知っていただきたいのが、空き家が増える理由です。
そこで今回は空き家が増える原因についてご紹介します。
空き家問題を解決する方法についても紹介するのでぜひ参考にしてみて下さい。
□空き家が増える原因についてご紹介!
空き家が増える原因について3つ紹介します。
1つ目は少子高齢化です。
少子高齢化により人口減少社会が加速する中、総住宅数と総世帯数の差が大きく開いています。
また、平均寿命が延びたことで介護施設などを利用する人が増え、元々住んでいた家が空き家となる場合が多くなっています。
また核家族化が進み、子どもの数も少ないため、一度実家が空き家になると戻ってこられる人がいなくなり、建物がそのまま放置されている場合もあります。
2つ目は固定資産税対策のためです。
建物を取り壊して更地にすると固定資産税が増加してしまうため、そのままにしている人もいます。
住宅が建っていれば固定資産税は6分の1に減額されますが、取り壊してしまうと減額がなくなってしまうため、節税対策のために建物は置いて空き家が生じてしまいます。
3つ目は世帯数の増加以上に住宅数が増加していることです。
中古住宅を資産価値としてきっちり査定するシステムが整っていないことなどにより、日本では中古住宅より新築住宅を好む傾向があります。
住宅を供給する側も利益の大きい新築住宅をすすめることにより、世帯数の増加以上に新築の住宅数が増えています。
新築住宅が増えることは、将来空き家となる可能性がある家が増えているということでもあります。
□空き家問題を解決する方法をご紹介!
売却する以外に空き家問題を解決する方法について3つご紹介します。
1つ目は空き家バンクを活用することです。
空き家バンクとは空き家の賃貸または売買を目的とした人々のためのマッチングサービスです。
空き家バンクは主に自治体が行っており、これに不動産業者やNPO法人が協力しています。
空き家を提供する所有者は情報を登録し、利用希望者がインターネット上で物件を選び、好みの物件があれば、不動産業者が仲介し契約に至ります。
集客の手段が増えることで広範囲への呼びかけが可能になり、自治体が介入することで、移住に関する助成金を得られる可能性もあります。
2つ目は空き家管理サービスを利用することです。
空き家管理サービスとは、所有者に代わり代行会社が空き家の管理を行うものです。
代行会社により目視での建物確認や、管理看板の設置などが行われます。
空き家管理サービスを利用することで、特定空き家に指定されることを避けられたり、近隣住民への負担を軽減させたりすることができます。
3つ目は賃貸住宅にリフォームすることです。
空き家の建物に思い入れがない場合、リフォームすることも1つの手段です。
空き家のままでは新たな利用者がいなくても、求められる施設にすることで顧客がつく可能性もあります。
リフォームの仕様については、その建物の広さや立地条件、建築様式などにより方向性はさまざまですが、借り手の家族構成や年代などをイメージし、求められている物件を考えましょう。
□まとめ
今回は空き家が増える原因と空き家問題を解決する方法について紹介しました。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
何かご不明な点がございましたら当社までお気軽にご相談ください。