空き家の固定資産税を払わないとどうなるのか?
皆さんは空き家の固定資産税を払わないとどのようなことが起こるのかご存じですか。
そこで今回は空き家の固定資産税を払わないと起こることについてご紹介します。
知っていると必ず役に立つのでぜひ参考にしてみて下さい。
□固定資産税とは何かについてご紹介!
固定資産税というのは、固定資産とされる土地や家屋、償却資産などに対してかかる税金のことを指します。
固定資産税は地方公共団体に納める地方税とされており、対象となる固定資産の所在する市町村に納めることになっています。
マイホームを所有していると固定資産税がかかるため、土地や建物にかかるものと理解している人が多いですが、構築物、機械・装置、工具・器具及び備品、船舶、航空機などの事業用資産で、法人税法又は所得税法上、減価償却の対象となるべき資産である償却資産にもかかります。
この固定資産税は、1月1日現在の土地、家屋及び償却資産の所有者が納めなければなりません。
□空き家の固定資産税を払わないとどうなるのかご紹介!
空き家の固定資産税を払わないと2つの危険があります。
1つ目は延滞金が発生してしまうことです。
固定資産税を納税期限までに支払わないと延滞金が発生してしまいます。
延滞金はもともとの請求金額に基づいて計算することができ、支払いの期限から1か月が過ぎている場合は2.6%、納税期限から1か月以上たっている場合は8.9%と上昇していきます。
このように、時間が経つにつれ延滞金は大きく上昇するので、支払いを忘れていた方は1か月以内に支払いを済ませましょう。
2つ目は差し押さえをされる可能性があることです。
支払いを延滞し続けると、最終的に滞納処分と呼ばれる処分が行われる可能性があります。
空き家状態になっている住宅や、給料、預金が差し押さえられてしまいます。
そして、税金を滞納してしまうと民間の金融機関に借金をした場合とは異なり、裁判をせずに差し押さえが行われます。
この差し押さえは滞納した固定資産税が完済できるまで毎月行われ、会社などにも差し押さえされていることが周知されます。
このように、固定資産税を滞納してしまった場合のペナルティは厳しいので、金銭的に支払うのが難しい場合は地域の役所に相談しましょう。
□まとめ
今回は空き家の固定資産税を払わないとどうなるのかについて紹介しました。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
何かご不明な点がございましたら当社までお気軽にご相談ください。