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実家の処分に困っている方必見!売れ残ってしまう原因と対処法をご紹介!

「実家を処分したいが、処分できずに困っている。」
このような悩みをお持ちの方は、多くいらっしゃると思います。
この記事では、実家が売れ残ってしまう原因や、住まない実家の処分方法をご紹介します。
実家の処分に困っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

 

 

 

□実家が売れ残ってしまう原因

実家が売れないケースは増加傾向にあり、2022年を境に実家の売れ残りは急増すると言われています。
ここでは、実家が売れ残ってしまう原因を3つご紹介します。

1つ目は、現在の不動産の価格がピークを迎えていることです。
価格がピークを迎えているということは、需要もピークを迎えているということです。
そのため、ここから先は需要が落ちていくと考えられるので、実家も売れにくくなってしまいます。

2つ目は、人口が減少していることです。
人口が減ると、需要と供給のバランスが取れなくなり、郊外から住宅が売れにくくなります。
また、人口減少が進むことで、都市部でも住宅が余るようになり、ますます実家が売れ残るようになります。

3つ目は、2022年に東京ドーム約2200個分の土地が一気に市場に出ることです。
土地が市場に出てくるため、さらに空き家が売れにくくなり、2033年には空き家率が30パーセントを超えるとも言われています。

□住まない実家の処分方法

空き家は相続放棄もできませんし、放っておくと固定資産税が上がる可能性もあります。
そうならないために、住まない空き家の処分方法を3つご紹介します。

1つ目は、価格を2割以上値下げしてみることです。
売り出し価格が高すぎると、空き家はいつまでも売れません。
統計上、戸建の場合は適正価格より2割ほど高い傾向があります。
そのため、思い切って2割以上値下げしてみることをおすすめします。

2つ目は、取り壊して更地にして売る方法です。
取り壊し費用がかかってしまいますが、更地にすると注文住宅を考えている方や不動産会社など、資金力がある人たちをターゲットにできるので売れやすくなります。

3つ目は、空き家バンクに登録してみることです。
空き家バンクとは、自治体が運営している不動産情報サイトを指します。
期待値が非常に高いわけではありませんが、空き家バンクに登録しておくことで売却できる確率は高まります。

□まとめ

この記事では、空き家が売れ残ってしまう原因や、住まない実家の処分方法をご紹介しました。
空き家の状況に応じて、自分に合った処分方法を試すことで空き家を処分できる可能性が高まります。
空き家が処分できずにお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。