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コラム

築20年の一戸建ての耐震性はどれくらい?解説します!

日本では、しばしば巨大な地震が発生します。
その様な環境下で我が家の耐震性が不安という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、築20年の一戸建ての耐震性について解説します。

 

 

 

 

 

□築20年の一戸建ては大きな地震に耐えられるのかどうか解説します!

現在築20年が経過した住宅であれば1997年頃に建てられた建物ですが、この建物は、1981年の新耐震基準が当てはまっています。
建築基準法の点から見た新耐震基準は、もしも大きな地震が発生した時に人命を脅かす甚大な被害を出さないために決められた耐震基準です。

2000年には、以上の建築基準法が改正されたことに加えて、品確法が定められました。
品確法とは住宅の品質確保の促進等に関する法律です。
そのため、この年から住宅を建築する際の地盤調査が必要になり、耐力壁のバランス計算や柱の足元と頭部分引き抜き防止が必須になりました。

以上のことから、建設から20年が経過した一戸建ては、2000年に施行された新しい耐震基準を満たしていないため、柱や地盤などに問題が生じている可能性があります。
一度ご自身の家に何か問題がないかどうか耐震診断を受けてみましょう。
大きな地震が起こった際に、安全性を保つため、必要に応じて耐震補強をする必要もあります。

□新耐震基準と旧耐震基準の違いについてご紹介します!

耐震基準とは、建築基準法で決められている基準のことを指します。
一定の大きさの地震が発生しても倒壊や損壊をしない建物を建てられるように定められたものです。
この耐震基準法は現在に至るまで何度も改正を重ねています。
改正されるにつれ耐震性能に対し厳しい基準が追加され、現在では震度6以上の大きな地震が発生したとしても、建物が倒壊しないように設計する必要があります。

新耐震基準と旧耐震基準を比較した際の違いは、この震度6以上の地震に耐える建物の設計を求められているか、いないのかになります。
旧耐震基準に基づいて建てられた建物は、震度6以上の地震が発生した際に倒壊しない保証がありません。
そのため耐震補強工事をする必要があります。
現に阪神淡路大震災が発生した時に、新耐震基準に基づいて建築された住宅は被害を比較的抑えられたというデータがあります。

□まとめ

今回の記事では、築20年の一戸建ては耐震性に問題があるのかどうか、についてご紹介しました。
当社では、不動産の売却も承っております。
ご相談やご不明点がございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。