不動産の豆知識

コラム

空き家における税制とは?空き家にかかる固定資産税を調べる方法についてもご紹介!

空き家は、売却や解体の場合はもちろんですが、所有し続ける際も税金が課されます。
それでは、相続・売却・所持のそれぞれの場合において、具体的にどのような税金がかかるのでしょうか。
今回は、空き家における税制と空き家にかかる固定資産税を調べる方法についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

□空き家における税制について

まずは、空き家にはどのような税金がかかるかについて見ていきましょう。

*相続したら「相続税」と「登録免許税」がかかる

これは空き家に限ったことではありませんが、相続によって建物や土地などの不動産を承継する場合は、「相続税」がかかります。
また、不動産を相続する際は、名義変更のために相続登記を行う必要があり、「登録免許税」を納めなければなりません。

*売却したら「所得税」と「住民税」がかかる

空き家を売却した場合は、譲渡所得を計算しなければなりません。
この譲渡所得に対して「所得税」や「住民税」が課されるのです。

*所有し続けたら「固定資産税」と「都市計画税」がかかる

空き家を所有し続ける場合は、毎年「固定資産税」と「都市計画税」を納める必要があります。
固定資産税とは、毎年1月1日時点で建物や土地などの不動産である固定資産を所有している人が支払う税金です。
また、都市計画税とは、都市計画法による市街化区域内に建物や土地を所有している人が支払う地方税です。

□空き家にかかる固定資産税を調べる方法とは?

これまで、空き家の取扱方法別に、今後発生する可能性のある税金についてご紹介しました。
それでは、仮に空き家を所有し続けることになった際、どのような方法で固定資産税を調べれば良いのでしょうか。

結論から申し上げると、最も簡単に空き家の固定資産税を調べる方法は、毎年4月から6月に各自治体から届く納税通知書を確認することです。

納税通知書には、固定資産税と都市計画税の年間額が記載されています。
その年の1月1日時点で空き家を所有している方のところに納税通知書が届きます。

そのため、まだ名義変更を行っていない場合は、元々の所有者に確認しましょう。

□まとめ

空き家を所持している方は、今後の取扱方法によって発生する税金の種類が変わってきます。
もし、空き家の売却を検討されているのであれば、まずは現状の物件価値を知る必要があります。
当社では、無料で物件の価値を査定し、価格に換算いたします。
空き家の売却をお考えの方はぜひ当社にご相談ください。