不動産の豆知識

コラム

実家を処分できないのはなぜ?処分方法も併せてご紹介!

親から相続した実家をなかなか処分できずに困っているという方は多くいらっしゃるかと思います。
特に、築年数の古い建物は処分するのが難しい傾向にあります。
そこで今回は、実家を処分できない原因と売れない実家の処分方法についてご紹介します。
ぜひ本記事を参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

□実家を処分できないのはなぜ?

実家を処分できない原因は主に2つ考えられます。
以下にて、順番にご紹介します。

1つ目は建物の価値が低すぎるためです。
不動産会社が取り扱えないほど、実家の建物自体の価値が低すぎる場合、処分するのが難しくなる可能性があります。
建物の資産価値は、築年数だけでなく、室内の状態やデザイン、立地によって決まります。
また、構造別の建物の法定耐用年数は以下のようになっています。(2022年10月30日時点)

・木造の建物の法定耐用年数は22年
・鉄骨造の建物の法定耐用年数は34年
・鉄筋コンクリート造の建物の法定耐用年数は47年

これらの法定耐用年数を超過すると、資産価値が下がるため、需要も低くなり処分が難しくなります。

2つ目は流通しにくい地域にあるためです。
都心部から離れている場所にあったり、交通や生活の便が悪い場所にあったりと、流通しにくい地域に実家がある場合も、処分するのが難しい可能性が高いです。

しかし、安価で不動産を購入したいという方や静かな環境で暮らしたいという方もいらっしゃるため、需要が全くないというわけではありません。

当社では、お客様がお持ちの不動産の特徴や建物状況を調査して、無料で物件の価値を価格に換算してお伝えいたします。
実家の価値を詳しく知りたいという方は、お気軽に当社にご相談ください。

□売れない実家の処分方法について

それでは、どうしても実家が売れないという場合はどのような方法をとれば良いのでしょうか。
以下では、売れない実家の処分方法についてご紹介します。

1.売却価格を20パーセント以上値下げする
実家がなかなか売却できないという場合は、売却価格を20パーセント以上値下げすると、成約につながる可能性が高くなります。
これは、一般的に、実際の成約価格に比べて売り出し価格が20パーセントほど高くなっているためです。

2.実家を解体して更地の状態で売却する
実家の築年数が古く年季が入ってしまっている状態であれば、一旦建物を取り壊して更地の状態で売却した方が、需要が高まる可能性もあります。
建物が解体された更地は、買主にとって利用用途が広がるためです。

□まとめ

実家を処分できない原因としては、建物自体の価値が低すぎたり流通しにくい地域にあったりすることが多いです。
しかし、当社では、売却のための広告活動を無料で行ったり、長年培ってきたノウハウを活用してお客様のご希望に沿った売却方法をご提案したりしています。
実家を売却される際は、ぜひ当社にご相談ください。