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コラム

実家の売却前には片付けが必須!その理由とスムーズな片付け手順について解説します!

相続した実家の売却を行う前には、片付けをきちんと行うことを強くおすすめします。
とはいえ、実家の片づけは精神的にも肉体的にも非常に疲れるものです。
そこで今回は、実家の売却前に片付けが必須である理由と、スムーズに片付けるための手順について解説します。

 

 

 

 

 

□実家の売却前に片付けが必須な理由とは?

*買い手が見つかりやすくなる

中古物件を購入する側にとって、前の住人が使用していた古い食器や家具が多くあるのは望ましいことではありません。
そのため、不用品は廃棄し、住宅内を整理しましょう。

*売却価格が上がる可能性がある

古い家具や不用品を置いたまま売却することも可能ですが、それらによって狭く見えたり、家全体が古く見えたりすれば売却価格も下がってしまいます。
さらに、大きな家具家電は処分にも費用が掛かるため、その分売却価格は安くなりやすいといえます。

*価値のあるものや思い出のものを手元に残せる

実家には、思わぬところに現金や価値のある金品がしまわれている可能性もあります。
片付けをせずに実家を売却すれば、価値のある品を手放すことになりかねません。
他にも幼少期の思い出や両親との思い出の品は残しておきたいですよね。
以上のような価値ある品や思い出の品を手元に残すためにも、売却前の片付けは必要であるといえます。

□スムーズに実家を片づけるための手順を解説します!

とはいえ、実家の片づけは想像以上に大変なものです。
そこで、効率の良い片付け手順について以下のようにまとめました。
1.貴重品の整理
2.片付ける場所の順番を決める
3.スケジュールを決める
4.分担を決める
5.片づけが終わったら掃除を行う

実家の片づけは親族複数人で行われます。
トラブルを引き起こさずスムーズに片付けるためにも分担を決めるのは非常に重要です。

片づけが終わったら、丁寧に清掃を行いましょう。
特に掃除が大変な水回りなどは、ハウスクリーニング業者に依頼するのもおすすめです。
ハウスクリーニングによって内見時の印象が上がり、高額売却につながることも少なくありません。

□まとめ

今回は、実家の売却前に片付けが必須である理由と、スムーズに片付けるための手順について解説しました。
売却前に片付けを行えば、買い手が見つかりやすくなる、売却価格が上がる可能性がある、価値のあるものや思い出の品物を手元に残せるといったメリットがあります。
スケジューリングや役割分担をきちんと行い、効率よく片付けを行いましょう。