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コラム

実家の処分方法に悩む方必見!売却成立までの流れを解説します!

空き家になった実家を処分したいと考えているものの、その処分方法に悩む方は多くいらっしゃいます。
実家の処分方法として、最も多くの方が選択されるのが売却です。
そこで今回は、売却に絞って実家の処分の流れを解説します。
実家の処分には一般的な住宅の売却以上に多くの手間がかかりますので、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

□実家の処分に向けてのファーストステップ

1.相続人を把握する
相続した実家を売却するには相続人全員の同意が必要なので、売却を検討している方は相続人の確認から始めましょう。
戸籍謄本や改製原戸籍謄本・除籍謄本を被相続人(亡くなった方)の出生から死亡まで取ることで、すべての相続人を確認できます。

2.遺言があるかどうかを確認する
自分が戸籍上相続人であっても、仮に被相続人が遺言で別の人に相続することを明言していれば、そちらが優先されます。
そのため、実家の処分の前には必ず遺言の有無まで確認しましょう。

3.遺言がない場合には遺産分割を行う
遺言がない場合は、相続人全員で、誰が何を相続するのか話し合います。
分割できたら、内容に問題がない証拠として「遺産分割協議書」を作成し、全員で署名又は記名と実印の押印をしましょう。

4.相続登記(名義変更)を行う
遺言や遺産分割協議にて自分が相続することに決まれば、相続登記を行います。
この手続きは自分で行うことも可能ですが、やや複雑なため、専門家にお願いすると良いでしょう。

5.遺品等を片付ける
実家には、被相続人の思い出の品や自分以外の物も多くあり、片付けには多くの苦労を要します。
一人では大変ですので、兄弟やその他親族に手伝ってもらったり、専門家に依頼したりするのがおすすめです。

□実家の処分方法とは?売却成立までの流れを解説!

上記のファーストステップを超えた後は、以下の流れに沿って進めていきます。

1.実家の価格査定を行い、不動産屋を決める
2.不動産会社へ書類の提出
3.不動産会社に仲介を依頼する(媒介契約)
4.宣伝や内覧などの販売活動
5.買主との売買契約
6.物件の引渡
7.確定申告

□まとめ

今回は、実家の売却の流れを解説しました。
実家の売却のためには一般的な売却の流れにプラスして、相続人の確認、名義変更、遺品の片付けといったステップを踏む必要があります。
なるべく時間に余裕を持って、計画的に進めるようにしましょう。
実家処分の流れに不安を感じている方はぜひ一度、実家売却実績も豊富な当社にご相談ください。