実家の売却の手順とは?そもそも売却は良い選択?解説します
実家が空き家となったことで、実家を売却しようか悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、実際にどうやって売却すれば良いのかわからない場合もあるかもしれません。
今回は実家の売却手順と売却がおすすめである理由を解説します。
□実家を売却する手順
実家を売却する手順は6つあります。
1.売却準備を進める
建ててからかなり時間の経っている家の場合、隣の家との境界線が明確ではないことがあります。
揉め事に発展しないように、まずは土地家屋調査士に依頼して自分の土地を確認しておきましょう。
他にも、親の名義を自分の名義に変更したり荷物の片づけを進めたりする必要があります。
2.不動産会社に依頼する
不動産会社に売却時の見積もりを立ててもらい、納得のいくものであれば契約を交わします。
3.売却する
契約を結んだ後は主に不動産会社が売却を進めます。
何か要望がある場合は伝えておくと良いでしょう。
4.内覧に立ち会う
購入希望者の内覧に立ち会います。
できる限り高く売れるように、定期的に掃除やお手入れをしておくことをおすすめします。
また、物件のアピールポイントをまとめておくとより良さが伝わりやすくなります。
5.購入希望者と契約する
価格や条件などを話し合い、売買契約を結びます。
契約が終われば決算を行い、実家を引き渡します。
6.確定申告をする
実家を売却して利益が出た場合には、必ず確定申告をしてください。
□実家の売却は良い選択?
空き家になった実家は売却することがおすすめである理由を3つご紹介します。
*マイホームを持つ人が増えている
平成25年の住宅統計調査によると、日本の50代後半のマイホームを持っている割合は74%であり、60代後半の割合は80%です。
多くの人がマイホームをすでにもっているため、空き家になった実家を子どもに譲ったとしても誰も住まずに、ずっと空き家である可能性があります。
*売却は簡単にできる
空き家になった実家を売却するときは、不動産会社に売却依頼をすることで簡単に売却できます。
依頼者がしなければならないのは契約手続きと引き渡し手続き、売却益が出た場合の確定申告のみです。
*所有していても維持費がかかる
空き家の実家を所有し続ける場合、維持費や固定資産税などの費用がおおよそ年間30万円かかります。
□まとめ
空き家になった実家は売却するのがおすすめです。
手順は大きく6つあり多く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、不動産会社に仲介を依頼することで簡単に実家を売却できます。
また、実家を売却することで維持費や固定資産税などの費用がかからなくなるため、経済的にも楽になるでしょう。