土地の売却にかかる手数料とは?特に仲介手数料について解説します!
土地の売却を検討している方もいらっしゃることでしょう。
中には、「土地の売却には手数料がかかると聞いたけれど、どんな手数料がかかるのだろう」と思われている場合もあるかもしれません。
今回は土地の売却にかかる手数料をご紹介し、手数料の中でも特に仲介手数料について解説します。
□土地の売却にかかる手数料とは?
土地の売却にかかる手数料は主に5つあります。
1.仲介手数料
不動産の売買契約が成立後に不動産会社に払う必要のある手数料です。
不動産会社が売買契約時に、売り手と買い手を仲介し、交渉したり契約を結んだりしたことに対してお金を支払います。
そのため、売買契約が成立しなかった場合は基本的に仲介手数料を支払わなくて良いです。
また、仲介手数料は売買価格によって上限が決まっているため、不当に請求されていないのかを確認することをおすすめします。
2.印紙税
土地の売却のときに作成する書類に対して支払う税金です。
作成する書類には契約書や領収書などが含まれます。
印紙税は、土地売却の契約書に取引金額に応じた税額の収入印紙を貼り付けて消印することで納付したことになります。
3.登録免許税
売却する土地に抵当権がついているときに必要な手数料です。
抵当権を抹消しなければ土地は売れないため、抵当権抹消を行い、抵当権抹消の登録免許税を払います。
4.譲渡所得税
土地を売却して利益を得たときに支払う税金です。
5.土地の測量費
正確な土地の面積を測るのに必要な手数料です。
正確な面積を測っておくことで、将来、買い手と隣の家の方にトラブルが発生することを防ぎます。
□土地の売却にかかる仲介手数料
ここでは、土地の売却にかかる手数料の中でも仲介手数料をご紹介します。
これまでに述べた通り、仲介手数料は契約が成立しない限り払う必要はありません。
さらに支払う仲介手数料には売買価格によって上限が決まっています。
しかし、上限が決まっているだけであるため、下限額は決まっていません。
上限内で不動産会社が自由に手数料価格を決められます。
自由に価格は決められますが、主に仲介手数料に含まれる費用は、広告費・販売営業活動費・契約手続き代行費の3つであることが多いです。
□まとめ
土地の売却には、仲介手数料や印紙税、登録免許税などさまざまな手数料がかかります。
手数料の中でも仲介手数料は上限が決められており、契約が成立しなかった場合は支払う必要がないため、覚えておくことをおすすめします。
また、今回はご紹介しませんでしたが、家を解体した後に土地を売却する場合は、水道引き込み工事費や解体費がかかるため、注意しましょう。