不動産の調査と把握
人も不動産も健康診断が大切
みなさんは毎年健康診断を行っていますか?
健康で長生きをするためにも、健康診断は基本であり大切ですよね。
不動産も同様で、適切な管理を行えば資産として健全さを維持し、安心して資産継承を行うこともできます。
一方で放置しておくと、資産価値が下がったり、トラブルが発生したりする可能性があります。
財産ドックとは、家計の健康診断とも呼ばれるもので、資産の状況を把握し、将来のライフプランに合わせた家計管理を行うためのものです。
放置しておくとこんなリスクが・・・
資産価値の喪失
- 老朽化:雨漏り、シロアリ被害、建物の傾きなど、放置によって建物は急速に劣化し、修繕費用がかさみます。
- 慎重占用:放置された土地や建物は、不法投棄や不法居住の対象となり、所有者が責任を問われる可能性があります。
- 法令遵守:放置された不動産は、建築基準法や都市計画法などの法令遵守のため、行政指導や罰則の対象となる可能性があります。
- 売却困難:老朽化などの問題がある不動産は、買い手がつきにくくなり、売却活動に多大な時間と労力を費やすことになります。
管理コストの増加
- 修繕費:老朽化が進んだ建物は、修繕費が高額になり、経済的負担が大きくなります。
- 管理費:空き家管理業に管理を委託する場合、管理費がかかります。
トラブルリスク
- 災害リスク:地震や台風などの災害発生時、老朽化した建物は倒壊する可能性があり、周辺住民や通行人に被害を与える恐れがあります。
- 犯罪の温床:空き家は、放火や窃盗などの犯罪の温床となる可能性があります。
- 近隣住民とのトラブル:放置された不動産は、害虫の発生、不法占拠、景観など、周辺住民に迷惑をかける可能性があり、トラブルに発展する恐れがあります。
- 相続リスク:相続を争族とさせない為に相続発生前にしかできないことがあります。
不動産は、家計における重要な資産の一つです。不動産調査と把握を行うことは、以下の点において重要です。
不動産の現状を把握する
- 土地や建物の状態
- 法令上の規制
- 権利関係
- 権利設定状況
- 修繕履歴
- 災害リスク
- 相場動向
資産価値を予測する
- 老朽化による修繕費用の発生時期と金額
- 周辺環境の変化
- 法規制の変化
正しい管理計画を立てる
- 修繕計画
- 資金計画
- 相続対策
- 売却計画
トラブルを未然に防ぐ
- 瑕疵
- 権利侵害
- 災害被害
不動産を放置することは、所有者にとっても地域社会にとっても重大なリスクをもたらします。資産価値の損失、管理コストの増加、トラブルリスク、治安悪化、災害リスクの増大など、様々な問題を考えられる可能性はあります。安心な資産管理のために、まずは不動産の「見える化」から始めませんか?
みのり商会では専門スタッフが調査・分析を行い、将来の可能性まで見極めることで、後悔のない選択を一緒に考えます。